'10年6月 震災後の再開通R342ルート須川岳





 リニューアルなった須川高原温泉  

 新緑、紅葉と少なくても2回は行っていた須川岳周回ルート。
 メインルートのR342が途中崩壊し通行止めになり、迂回しながらも向かわない年はなかったが、わりと気軽にとか狭いながらもこのルートは好きなコースだった。途中の深山光景を吸い込むように大きく息を吸いながら道端から眺める楽しみは季節によらず爽快感があった。
 それが戻ってきたのだ。修復なった路面はその作業の苦労がしのばれる。まだ路肩から急に下がり込む崩壊痕もある。ここに植生が戻り以前の緑に覆われるまではしばらくかかるだろう。修復した部分は総じて拡幅されてはいるが狭い場所と頻繁に出くわすので、ここは周囲を見渡すゆとりをもってのんびり登る方がいいだろう。

 折れ曲がった祭畤大橋もまだそのままある。真湯温泉はまだクローズ状態、 湧き水「ぶなの恵み」も移設されている。変化した所も、まだ完全修復ならない所もある。 須川岳高原温泉は仙人風呂も大広間もリニューアルされた。温泉らしい硫黄の匂いと新しい木の香りに安らぐ。

 

    



2年越しでこのルート、修復したての新しい路面が続く。
須川温泉前では硫黄の匂いに混じり桜の香りがしていた。


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